■小倉芝1200mの「推定3ハロン」傾向は?■
今週は東西で4重賞が行われますが、先週から始まった小倉開催も馬券的には気になる開催です。特に芝1200mは番組数も多く、儲けのチャンスも頻繁に訪れる可能性があるので、敢えて小倉芝1200mの「推定3ハロン」傾向を見てみたいと思います。
今回も「TARGET frontier JV(ターゲット フロンティア ジェーブイ)」に、ハイブリッド競馬新聞の「データパック」を取り込んで、「推定3ハロン」上位馬の成績を分析します。
いつも通り、メインメニューの「レース検索」を開きます。
まずはレース検索条件ですが、「場所」→「小倉」、「コース」→「芝」にチェックを入れます。さらに、「距離」を1200m~1200mとして、完了したら、画面下部の「次へ」。
「確定着順」の範囲は「全」をクリックして、最下部の「次」へ。
「検索範囲」は「指定開催内」にチェックを入れて、「検索実行」し、1回小倉のみを検証してみましょう。あまり古すぎても意味がないですが、先週の分も含めて2015年~2019年の1回開催を対象としてみましょう。
これで2015年~先週終了分までの、1回小倉で行われた芝1200mの全レースを抽出することができました。
今回は逆引きをしてみましょう。
まずは、「4角先頭馬」と「上がり最速馬」の成績を比較します。「項目集計」から「4角位置」を選択します。
「4角1番手」は勝率23.2%・複勝率44.6%にして、単勝回収率266%・複勝回収率212%と非常に優秀。2位も勝率19.6%・複勝率39.9%で、単勝回収率195%・複勝回収率154%と高い水準。ざっくり言って、「4角2番手以内」がかなり高い水準と考えていいでしょう。
続いては「項目集計」→「脚質・上がりPCI」で「上がり最速」の成績を見ましょう。
「上がり1位」は勝率13.2%・複勝率33.1%で単勝回収率168%・複勝回収率119%。もちろん、「上がり最速馬」を正確に見抜ければ高い回収率を期待できますが、フルゲートが多い小回りの1200mなので容易ではありません。
今回は、「4角2番手以内」に狙いを絞ります。再び、「4角位置」に戻って…
「2番手以内」を展開し、「ファイル」→「外部指数の読み込み」→「推定前半3ハロン」を読み込みます。完了したら、「項目集計」→「外部指数順位」で開きます。
3位以下はバラつきも見られますが、「推定前半3ハロン」1位が、実際にレースで「4角2番手以内」だった回数が最も多い50回、「推定前半3ハロン」2位が、2番目に多い36回でした。
今度は、この1~2位を展開してみましょう。
そして、HB指数の傾向を見てみます。「ファイル」→「外部指数の読み込み」→「HB指数」を読み込みます。完了したら、「項目集計」→「外部指数順位」で開きます。
指数順位が下位の馬でも好走例はありますが、ざっくり7位以内あたりがチャンスといったところでしょうか。印の入っている「6番手以内」という覚え方でも良さそうです。
1~6位を選択して、右クリックし、「選択範囲の行の該当元データを一括してマーク」、そして「マーク」→「マーク行★を別画面で一覧する」を実行すると、合算の回収率を確認することが出来ます。
単勝回収率が236%・複勝回収率154%と優秀な数字になりました。
ここまでは、レース結果に指数を絡めて出した数字です。レース前に予想するための材料として、同じ水準はムリにしても、「推定前半3ハロン」1~2位かつ「HB指数」1~6位に該当した馬の全成績を確認して、好走率・回収率を確認しましょう。
元データに戻って、改めて「ファイル」→「外部指数の読み込み」→「推定前半3ハロン」を読み込みます。完了したら、「項目集計」→「外部指数順位」で開きます。
一覧を見ると、「推定前半3ハロン」1~2位が、勝率・連対率・複勝率すべてにおいて、ほぼ同水準でした。回収面を考慮すれば2位狙いの方が良さそうなくらいです。ひとまず、1~2位の好成績が確認出来たので、1~2位の合算を選択して展開。
HB指数の傾向を見るために、「ファイル」→「外部指数の読み込み」→「HB指数」を読み込みます。完了したら、「項目集計」→「外部指数順位」で開きます。
先ほどと同様に、印入りとなる1~6番手を選択してマーク。マークデータを展開して合算を確認すると…
単勝回収率131%・複勝回収率108%と、最初のデータには敵わないものの高い水準を出せました。ひとつ前の画面が示すとおり、「推定前半3ハロン」1~2位×「HB指数」5~6位が、人気の割に走って回収率を稼いでくれている面が大きいですが、概ねこのゾーンを狙い撃つと高回収率に期待が持てる、ということが証明できたかと思います。
<まとめ>
小倉芝1200mでは…
「推定前半3ハロン」1~2位×「HB指数」1~6位(印入り)を狙うと高回収率。
もちろん、他のコースでも様々なパターンでこのような検証が可能ですし、高回収率パターンを発見して馬券に繋げることが可能です。皆様もぜひ、データパックをお試し下さい。
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